ページタイトル:縣神社のスダジイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:縣神社のスダジイ(幹と並ぶ) 名称 縣神社のスダジイ (あがたじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 千葉県大網白里市土気(とけ)飛地
 〃 3次メッシュコード 5340−22−44
 〃 緯度・経度 北緯35度32分31.5秒
           東経140度17分52.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月16日

注1)全体の輪郭を目分量で





 縣神社へ市指定天然記念物の大杉を見に行ったとき、参道の途中でこのシイに出会った。
 環境省巨樹データベースで、境内にシイ巨木があることは初めから知っていた。しかし、それに載るのはみな幹囲3m台。期待してはいなかった。
 標記のシイは、複数株の融合木である。巨樹DBにあるのは、それらを別々に計測した数値だったのかも知れない。
 話は変わるが、千葉県巨樹探訪旅行で一番印象に残ったのは、スダジイが多いことである。都市部以外、どこに行ってもシイ巨木を目にすると表現しても過大ではなさそうに思う。
 千葉県民にとっては当たり前の風景だろうが、照葉樹といえばヤブツバキなどの灌木のほか目にすることの少ない新潟県多雪地域の住民にとっては新鮮な驚きだった。(ゴルフ場の多さにもびっくりしたが)
 従って、当地では、これくらいのシイが注目されることは殆どないのだろう。
 無名のシイの木とツーショットで満悦の様子が、むしろ不思議に思われるのかも知れない。
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