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名称 杜々の森の大杉 (とどのもりのおおすぎ) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 35m(注1) 目通り幹囲 8.8m(注1) 推定樹齢 300年以上(注1) 所在地の地名 新潟県長岡市西中野俣(注2) 〃 3次メッシュコード 5638−07−58 〃 緯度・経度 北緯37度23分10.2秒 東経138度58分23.0秒 長岡市指定天然記念物(1982年3月31日、「杜々の森」の名称で樹林全体を一括指定) 撮影年月日 2014年8月24日 注2)2006年1月1日、長岡市に合併。旧行政区は栃尾市 中野俣小学校の西を通って県道476号(西中野俣小平尾線)を南下。つきあたりが「杜々の森(とどのもり)」だ。 「杜」も「森」も「もり」である。およそ24ヘクタールに及ぶ森林が神の鎮座地とされ、樹木の伐採を禁ずる霊地として保護されてきたらしい。大正(1912〜26)の頃までは女性が森に入ることも禁じられていたという。(「ラ・ラ・ネット」による) 森の木々の頭領格がこのスギである。立派な注連縄が王者の証しというところだろうか。 環境省資料では1本立ちとなっているが、実際は2本のスギが根元で繋がったもの。注連縄が巻かれた辺りで、太さは目分量で5mくらい。 ところで、下図の施設からも想像できるように、杜々の森を訪れる人は多い。駐車場も広く、地域産品を売る店もある。 ここは、昭和60年(1985)に旧環境庁が選んだ「名水百選」の一つなのである。訪問者の殆どは、この「杜々の森湧水」が目的。思い思いにのどを潤したり、容器で持ち帰ったり。ついでに寛いでゆこうということで出来たのが「杜々の森名水公園」。私のように樹木を訪ねて来るのは少数派だ。 湧水量は豊富で、大きな容器でもすぐにいっぱいになる。この豊富な美しい湧水も、手つかずの広大な森林があったればこそ、ということなのだろうと思われる。 |
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