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名称 寺山の大イチョウ (てらやまのおおいちょう)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 高知県高岡郡津野町船戸(注3)
〃 3次メッシュコード 5033−10−07
〃 緯度・経度 北緯33度25分10.9秒
東経133度05分22.2秒
津野町指定天然記念物(1964年8月30日指定)
撮影年月日 2012年3月28日
注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)その「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年2月1日、津野町誕生。旧行政区は高岡郡東津野村
四万十川(渡川)左岸、船戸小学校の北方約300mの高台に立つイチョウ。
四万十川の源流点は、不入山(1336m)北東斜面。イチョウからは、北北西に3.5kmほどの地点だ。そのため、このあたりの流域では「四万十川源流の里」を自認している。
石垣を築いて作った耕地の間を近づいて行くと、少し高いところに水平面があって、その両端にイチョウの姿が見える。
向かって右手が、このイチョウだ。左手の個体(3.2m)とは、大きさにかなり差がある。
根元付近の力強さがすばらしい。低地側では、露出した根が斜面を覆い、まるで小さな砂防ダムのよう。5m程度の幹囲とは思えない迫力だ。
枝振りも良い。そして、可愛らしいサイズの気根が多数。鍾乳石のように下がっている。
これらが太ってくると、さらに幾倍も貫禄が増すことだろう。 |
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