|
|
|
名称 寺子のエドヒガン (てらごのえどひがん)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 栃木県那須塩原市寺子(注3)
〃 3次メッシュコード 5540−30−59
〃 緯度・経度 北緯36度57分58.2秒
東経140度06分58.5秒
那須塩原市指定天然記念物(1983年11月15日指定)
撮影年月日 2019年4月6日
注1)那須塩原市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)2005年1月1日、3市町が合併して那須塩原市誕生。旧行政区は黒磯市
余笹川(よささがわ)右岸、県道72号(大田原芦野線)と同178号(稲沢高久線)が交差する地点の西150mほどに立つエドヒガン巨木。(県道178号沿いに「エドヒガン さくら 入口」と書かれた案内表示あり)
エドヒガンが立つのは墓地の一角。案内板によると、誰が植えたかは不明だが、地元では、墓地に眠る人の冥福を祈ると共に、墓地の目印として植えられたのではないかと言われているそうである。
同様な話は長野県でよく耳にする。長野県で言われる目印は、墓参する人にとっての目印ではなく、死者の魂があの世から戻る際の目印という意味なのだが、ここでもそうなのだろうか。
那須塩原市の公式ウェブサイトによれば、平成8年(1996)と同14年(2002)にそれぞれ樹勢回復の手当を受け、同19年(2007)には「寺子の桜保存会」設立。平成23年(2011)にも大規模な樹勢回復措置がとられたようだ。サポーターの会まで結成されるほど愛されている大桜なのだ。
訪問時も、抜けるような青空を背景に、美しく光り輝いていた。 |
|