ページタイトル:足見荒神様のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:足見荒神様のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 足見荒神様のケヤキ
    (たるみこうじんさまのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 岡山県新見市足見
 〃 3次メッシュコード 5233−34−30
 〃 緯度・経度 北緯34度56分53.9秒
           東経133度30分25.8秒
新見市指定天然記念物(1999年4月13日指定)
撮影年月日 2022年3月30日

注1)新見市教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし天然記念物指定名称は「荒神様のケヤキ」で「足見」はない
注2)岡山県緑化推進協会刊「新 岡山の巨樹老樹名木」による





 新見(にいみ)の市街地を流れて来た高梁川は、JR伯備線石蟹(いしが)駅を過ぎると、激しく蛇行を繰り返しつつ深い谷を刻む。谷の両側の山上には、所々に起伏の緩やかな台地状の土地があり、そこにいくつもの集落が散在する。左図のケヤキが立つ足見西組(にしぐみ)地区もその一つ。
 カーナビの案内で目的地に近づくと、ケヤキの大きな樹冠が見えてきた。形に破綻が無く、いかにもケヤキらしい大きな樹冠だ。
 荒神様のケヤキという名前がついているが、屋敷内に立つ私有物のケヤキである。
 見学の許可を得て、樹下に立つ。(若主人はとても感じの良い方だった。感謝)
 ケヤキは多くの大枝が健全で、支柱の助けを借りることなく大きな樹冠を戴いている。樹齢を重ねるにつれ主幹が短くなり、根株と枝のみといった姿に近づく大ケヤキも少なくないなか、活力に満ちた堂々たる姿は、やっぱり素晴らしい。
 きっと、この場所が気に入っているのだろう。
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