ページタイトル:種八幡神社の大スギ 当サイトのシンボルマーク

画像:種八幡神社の大スギ(幹と並ぶ) 名称 種八幡神社の大スギ
    (たねはちまんじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 岡山県井原市芳井町種(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−03−07
 〃 緯度・経度 北緯34度40分31.2秒
           東経133度27分37.7秒
井原市指定天然記念物(2005年3月16日指定)
撮影年月日 2022年3月29日

注1)井原市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)2005年3月1日、井原市に合併。旧行政区は後月(しつき)郡芳井町





 高梁川の支流小田川のさらに支流宇戸川のそのまた支流鳴滝川が、その中流域に小盆地を形成している。そこがいわば種地区の中心地だ。(かつては明治小学校もあったが、芳井小学校に統合され廃校となった)
 盆地の北に、南北・東西とも300m、標高差30mほどの小山があって、その山頂近くに八幡神社が鎮座する。
 石段の表参道が南に開いているが、標高差30mはちょっとしんどい。グーグルアースで見ると、北側から自動車で行けそうだったので、そちらのルートを選ばせてもらった。
 大杉が立つのは石段の終点。拝殿の手前。
 ご覧のように、幹に裂け目が見える。観察した限りでは焦げ痕らしきものは見えず、また裂け目が頂部まで続いているわけでもないようなので、落雷によるものではなさそうだ。何かの理由で支幹あるいは大枝が根元から折れ、樹皮を道連れに落ちてしまった痕なのだろう。もうかなり自己修復が進んでいる。
 根元が少し埋まっているようにも見える。かつての地表面はもう少しだけ低かったのかも知れない。
ボタン:岡山県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る