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名称 大島松苧神社のカツラ (おおしままつおじんじゃのかつら) 名称の典拠 なし 樹種 カツラ 樹高 15m(注1) 目通り幹囲 6.2m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 新潟県上越市大島区嶺(竹平)(注2) 〃 3次メッシュコード 5538−64−13 〃 緯度・経度 北緯37度10分43.4秒 東経138度32分35.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2024年5月2日 注2)2005年1月1日、上越市に合併。旧行政区は東頸城郡大島村 国道253号儀明峠(ぎみょうとうげ)トンネル北口の北方2kmほどに田麦(たむぎ)という集落がある。 自動車の時代になる前は秘境とも言えるような場所で、萱葺きの家々が建ち並ぶ風景が珍しく、わざわざ眺めに行ったこともあるくらいだ。 しかし、今はもうその風景を見ることは出来ない。手間の要らない便利さが重宝されるようになって、茅葺きを維持するために必要な葺き替えのための人手も技術も失われてしまったのだろう。(それは、ここに限ったことではないが) 田麦集落の北東端近くに松苧神社があり、社殿の裏山に左図のカツラが立つ。(正確な住所は田麦でなく嶺なのだが、外来者にとってのイメージは田麦の神社である) 元気な主幹が主役の第一世代のカツラである。一方で蘖(ひこばえ)の発達もみられることから、遠い将来には千本カツラに変化しそうな気がする。 このカツラも「新潟の大杉と天然杉」で知った。 私もこれまでに10回くらいは田麦を通っているのだが、まったく存在を知らなかった。普通の道を走っているのでは姿が見えないのである。 「新潟の大杉と天然杉」のOさんの調査力と行動力には驚かされるばかりである。 |
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