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名称 滝山のカゴノキ (たきやまのかごのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 カゴノキ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 岡山県総社市中尾滝山字空
〃 3次メッシュコード 5233−04−89
〃 緯度・経度 北緯34度44分29.2秒
東経133度36分44.6秒
総社市指定天然記念物(1980年1月14日指定)
撮影年月日 2022年3月29日
注1)総社市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)総社市公式ウェブサイトの文化財紹介ページによる
カゴノキが立つ場所の字名を「空」というらしい。いかにもその名が似合いそうな場所である。
国道180号を高梁川に沿って北上。JR伯備線美袋(みなぎ)駅を過ぎてから2kmほどで左折。水内橋(みのちばし)で高梁川を渡る。この後、滝山を目指して登って行くわけだが、この道がえらく狭い。軽トラと原付が出合ったとしても、すれ違えない場所もある。もちろん普通車でも行けないことはないのだが(私の車も一応3ナンバーではある)、運転に自信の無い方はそれなりの覚悟が必要と思う。
滝山集落は総社市と高梁市の境界線となる稜線のすぐ下。家々はみな結構な傾斜をもつ斜面上に立っている。従って、集落内の道も極めて狭い。駐車場所を探すにもひと苦労。カゴノキまで、かなりの距離を歩いた。
カゴノキは集落の西側、峠を越えて高梁市の大沢集落に至る道と、南の堂砂(どうざこ)集落に至る道の分岐点近くに立っている。
ご覧のように、百戦錬磨の野武士といった面構えをしている。これがまた良い。時々、こういう姿に出会いたくて巨木探訪をしているのではないかと思うこともある。
はるばる訪ねた甲斐があった。 |
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