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名称 滝岡温泉神社のアカガシ
(たきおかおんせんじんじゃのあかがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカガシ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 栃木県大田原市滝岡(滝の沢)
〃 3次メッシュコード 5540−10−72
〃 緯度・経度 北緯36度48分46秒
東経140度01分55秒
大田原市指定天然記念物(1985年12月6日、「アカガシ群生地6株」として境内のアカガシ6本を指定)
撮影年月日 2008年11月16日
注1)「与一の里おおたわら指定名木」であることを示す案内板(1991年3月26日に大田原市が設置)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
雨が降ったり止んだり、ときおり雲間から太陽も顔を出す、めまぐるしく変わる光のなか、滝岡温泉神社を訪ねた。
温泉神社は、百村川と箒川の合流点近く、箒川を南に望む段丘上に鎮座している。
境内のアカガシ6本が天然記念物指定を受けている。そのうち1本が図抜けて大きく、水田を見おろすように立っている。光を求めてこうなったものか、かなり斜面側に傾いている。
堂々たる体躯のアカガシなのだが、天然記念物指定の理由は、その大きさ故ではないらしい。
案内板には、アカガシが自生するためには年平均気温が13度以上必要なこと、それは現在の平均気温に比べ1度ほど高いこと。従って、数百年前の平均気温は今より1度ほど高かったと想像されること。その「証拠物」として天然記念物に指定したことなどが記されていた。(意味のわかりづらい文章なので、もしかしたら私の理解が間違っているかも知れないが)
アカガシに聞かせたら、学者先生の四角四面ぶりに笑い出しそうな気がして、こちらもつい微笑んでしまった。 |
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