|
|
|
名称 十二社神社の三本杉
(じゅうにしゃじんじゃのさんぼんすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 8.7m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 奈良県吉野郡川上村武木(たきぎ)
〃 3次メッシュコード 5135−37−89
〃 緯度・経度 北緯34度19分19秒
東経135度59分12秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年6月14日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
このあたり、吉野川左岸を、険しい谷に沿って、国道169号が走っている。
川上村役場を起点にすると、6kmほど上流側に武光橋が架かり、対岸に渡ることが出来る。渡り終えて左に向かうと武木、右に向かうと井光である。橋の先には、これら2つの集落以外、人の住むところはない。
武木の家々は、急傾斜の斜面上に広がっている。思っていたより数が多い。
十二社神社は、集落の最高所。曹洞宗松原山青林寺と境内を接している。
急斜面の途中に平面を作るのであるから、石垣を築かなければならない。ここでは、耕地でも、家でも、神社でも、石垣がつきもの。先人の勤勉さが偲ばれる。
目指す大杉は、社殿の覆い屋の右手(向かって左)。3本の合体木である。と言うか、現在はまだ、合体しつつある状態。ちょっと、一体感には欠ける。
それでも、これだけ近接していると、間近で見る迫力は相当なものだ。石垣の間に力強く根を張っている。
50年後の姿に期待したい。
※何があったか、根元から伐採され、今はもう無い。(2020/08/25追記) |
|