画像:鷹の巣のアベマキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:鷹の巣のアベマキ 名称 鷹の巣のアベマキ (たかのすのあべまき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 アベマキ
樹高 不明
目通り幹囲 5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岡山県真庭市高田山上(鷹ノ巣)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−55−10
 〃 緯度・経度 北緯35度05分53.5秒
           東経133度37分22.8秒
真庭市指定天然記念物(1994年2月1日指定)
撮影年月日 2016年3月26日

注1)真庭市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)まったくの目分量
注3)2005年3月31日、2郡にまたがる9町村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡勝山町





 月田川(つきだがわ)の支流後谷川(うしろだにがわ)最上流部の集落が鷹ノ巣(たかのす)である。起伏の緩い高原の小盆地のような場所だ。
 道を挟んで、集落の西に小さな丘があり、その上にアベマキが立っている。集落に近づくと、アベマキは自然に目に入ってくる。
 丘の上には御堂らしき建物もある。覗いてみると、菩薩像と神像と思しき像が安置してあった。この建物は仏堂なのだろうか。それとも神殿なのだろうか。いずれにしろ、信仰対象であることは間違いないのだろう。
 御堂の外にも、仏像や石塔の残欠(?)などを集めた一角があり、卒塔婆も立てられている。この丘自体が神聖な場所なのかも知れない。
 アベマキに注連縄はなかったが、ここに立つ以上、人々からは同様に畏敬の念を持って接して来られたのではないだろうか。
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