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根元からは若芽が伸びている |
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名称 白鬚神社の神木けやき
(しらひげじんじゃのしんぼくけやき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注3)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺
〃 3次メッシュコード 5439−77−38
〃 緯度・経度 北緯36度36分57.1秒
東経139度58分29.8秒
高根沢町指定天然記念物(1981年2月1日指定)
撮影年月日 2007年4月29日
注1)1989年6月15日に「とちぎ名木百選」に選定されたのを機に設置された高札形のもの(栃木県が設置)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)私の実測値。上記「日本の巨樹・巨木林」では4.9mとされている
白鬚神社は国道4号線のすぐ西横。走る車からもよく見えるので、見落とすことはないが、4号線の通行量は多く、駐車スペースも無いので注意。
境内で最大のケヤキの傍らに、「とちぎ名木百選」に選ばれたことを示す樹名板と、高根沢町教育委員会が設置した天然記念物であることを示す石柱が立っている。石柱に記された名は「神木欅」。多分、それが天然記念物指定時の名称なのだろう。
もとは境内平面がもっと低かったようだ。国道4号の整備に合わせて、境内を嵩上げしたと思われる。
その際に、ケヤキの幹を埋めることはせず、周囲に土留めを築いてケヤキを守った。上記の目通り測定値は、従って、旧境内面をもとに測った数値である。
よく見ると、根の途中から若芽が出ている。
もう数十年も経つと、「親子ケヤキ」が見られることになるかも知れない。 |
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