ページタイトル:高浪の池のイタヤカエデ 当サイトのシンボルマーク

画像:高浪の池のイタヤカエデ 名称 高浪の池のイタヤカエデ
    (たかなみのいけのいたやかえで)
名称の典拠 なし
樹種 イタヤカエデ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 4.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県糸魚川市小滝
 〃 3次メッシュコード 5537−26−86
 〃 緯度・経度 北緯36度54分33.7秒
           東経137度49分45.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年8月21日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による





 北アルプス朝日岳(あさひだけ、2418m)から北東に延びる稜線上の一座である赤禿山(あかはげやま、1158m)の北側に少しなだらかな場所があり、そこに美しい高原の湖がある。「高浪(たかなみ)の池」だ。
 案内板によると、高浪の池は、赤禿山北東斜面の地滑りによって出来た堰止め湖だそうで、水面の標高は535m。大きさは南北300m、東西125mほど。面積は0.031平方km。最大水深13m、平均水深7.9mとのこと。(この辺りの傾斜が比較的緩いのも、地滑りに起因すると考えてよさそうだ)
 高浪の池へのルートは二つあるが、南からのルートがお勧め。このルート上にある展望台からの眺めが素晴らしいからである。
 左図のイタヤカエデは、展望台から高浪の池に向かって300mほど走ったところ。路傍に立つ自生樹。
 複数の支幹に分かれて大きく樹冠を広げているが、根元は一本。すぐ隣には、根を接して若いイタヤカエデも立つ。(この木の子供かも知れない)
 訪ねた時、まだ8月だったにもかかわらず、葉の一部が黄変していた。猛暑日が長く続いたあと、戻り梅雨の長雨が続き、気温もかなり下がったため、季節を勘違いしたのだろうか。
 根元の様子も見てみたかったのだが、道路下の勾配に恐れをなして断念した。
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