ページタイトル:高鍋西小学校のフウ 当サイトのシンボルマーク

画像:高鍋西小学校のフウ 名称 高鍋西小学校のフウ
    (たかなべにししょうがっこうのふう)
名称の典拠 「ひろっ君の宮崎探訪記
樹種 フウ
樹高 19m(注1)
目通り幹囲 3.5m(注1)
推定樹齢 150年(注1)
所在地の地名 宮崎県児湯郡高鍋町上江
 〃 3次メッシュコード 4831−14−60
 〃 緯度・経度 北緯32度08分19.8秒
           東経131度30分12.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月21日

注1)上記「ひろっ君の宮崎探訪記」による





 高鍋町の生んだ偉人に石井十次(いしいじゅうじ、1865〜1914)がいる。岡山に孤児院を創設するなど、「児童福祉の父」と呼ばれる人物である。(詳細は、宮崎県の公式サイトでどうぞ)
 十次は、幕末の慶応元年(1865)、高鍋藩の下級武士の長男として、当地、児湯郡上江村馬場原(ばばのはる)で生まれた。
 その馬場原に建つのが高鍋西小学校である。小学校にとって最も身近に感じられる偉人であるわけで、同校の公式サイトによれば、小学校の教育目標の基調は十次の「人間愛」にあるという。
 校舎とグラウンドの境界部分に、左図のフウが立つ。「高鍋町郷土の名木」とされるフウだ。
 フウは漢字で「楓」と書く。カエデのように秋には紅葉するが、種子の形はまるで違う。(「少し大きめの画像」にフウの実(?)の写真あり)
 休日の朝8時半頃だったのだが、若い先生が出勤しておられ、撮影許可をいただくことができた。
 ちょうど若葉が伸び始めた頃で、きれいに整った丸い樹冠は、まだ裸ん坊を脱し始めたばかり。輝くような緑でも、赤く染まった華やかな姿でもないが、その代わり、若葉の隙間から花を見ることができた。
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