ページタイトル:高座神社のナギ 当サイトのシンボルマーク

画像:高座神社のナギ 名称 高座神社のナギ (たかくらじんじゃのなぎ)
名称の典拠 なし
樹種 ナギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 4.3m(注1)
推定樹齢 800〜1000年(注2)
所在地の地名 鹿児島県霧島市国分川原(毛梨野)(注3)
 〃 3次メッシュコード 4730−46−93
 〃 緯度・経度 北緯31度44分43.5秒
           東経130度47分35.9秒
鹿児島県指定天然記念物(1991年3月22日、「高座神社の社叢」の名称で、境内林を一括指定。指定されるに際しては、このナギとイチイガシ巨木の存在が大きく関与したと思われる)
撮影年月日 2018年3月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)現地の案内板による(設置者名・設置年月とも不詳)
注3)2005年11月7日、国分市と姶良(あいら)郡内の6町が合併して霧島市誕生。旧行政区は国分市





 国指定史跡大隅国分寺跡の北から、城山公園の下を通り、道なりに東北東に向かうと、県道471号(北永野田小浜線)と交差する。そこが毛梨野(けなしの)である。
 鹿児島県指定天然記念物の社叢を有する高座神社は県道との交差点の南東。
 鹿児島県神社庁の神社紹介ページによれば、創建年代不詳ながら、元文元年(1736)までには既に存在していたことが確かなようだ。もとは東隣の芦谷(あしだに)集落との中間地点付近にあったが、明治5年(1872)に瀬戸口大明神に合祀され現在地に遷座したという。
 境内に、全国有数のナギ巨木がある。(案内板には「日本最大」とあるが、全国にはもっと大きい個体がある)
 立ち上がってすぐに、ほぼ同じ太さの2幹に分かれている。
 残念ながら、そのうち1本がもう枯れてしまった。枯死した方は、現在、腐朽が進行中のように見える。
 一幹だけになってしまうと、全国上位に食い込むのも難しくなってしまいそうである。
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