名称　高畑の一本杉　（たかはたのいっぽんすぎ） 名称の典拠　なし（注1） 樹種　スギ 樹高　不明 目通り幹囲　１０．９ｍ（注2）　実際はずっと細い 推定樹齢　不明 所在地の地名　宮崎県北諸県郡三股町樺山字高畑 　〃　３次メッシュコード　４７３１−４１−４０ 　〃　緯度・経度　北緯３１度４２分３８．３秒 　　　　　　　　　　　東経１３１度０７分４５．５秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１２年８月４日 注1）旧環境庁資料では、「独特の呼称」として一本杉の呼び方が報告されている。しかし、各地に「一本杉」があって、紛らわしいので、私のサイトでは、地名を冠して呼ばせてもらうことにする 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による 　萩原川の支流の一つ、高畑川が作った谷の入口付近の道路脇に立つ。 　旧環境庁資料では５本の株立ちということになっているが、いわゆる株立ちではない。立ち上がってすぐに出た横枝が支幹化している、と言った方が正確ではなかろうか（主幹そのものも、地上５ｍほどで複数幹に分かれている）。それら１本１本を幹として数えれば、全部で５本なんて数ではない。もっとずっと多い。ただし、どこをどう測ったものか、１０．９ｍの幹囲に期待しての訪問だったなら、肩すかしを食うことになるだろう。 　私見だが、まだ若いスギのように思われる。 　巨大さよりも、若々しい元気の良さ。そして、一本杉としての景観を愛でるべきスギなのではないだろうか。 ※大阪のＯさんからこのスギが伐採されたとのメールをいただいた（情報に感謝）。確かにグーグルアースやグーグル・ストリートビューの画像に姿が見えない。２０２１年の５月以前に伐採されたようだ。道路のすぐ横に立ち、ランドマークのようなスギだったのだが…。（2024/05/12追記）