ページタイトル:高原小学校のセンダン 当サイトのシンボルマーク

画像:高原小学校のセンダン 名称 高原小学校のセンダン
    (たかはるしょうがっこうのせんだん)
名称の典拠 なし
樹種 センダン
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 宮崎県西諸県郡高原町西麓
 〃 3次メッシュコード 4731−70−00
 〃 緯度・経度 北緯31度55分37.4秒
           東経131度00分23.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 道路を1本挟んで高原町役場の西隣に高原小学校があり、グラウンドの南端に左図のセンダンが立つ。(先生から撮影と幹囲測定の許可をいただいた)
 高原小学校公式ウェブサイトによれば、創立は明治4年(1871)。同9年(1876)に高原小学校の名称になり、現在地への移転は大正6年(1917)。
 このセンダンは、移転後間もない時期に植えられたのではないだろうか。とすれば、樹齢は100年をそれほど大きく超えていないように思われる。
 そんな樹齢で、幹囲は5mを遥かに超えている。驚くべき成長の早さだ。
 他人の子は早く大きくなるが、毎日目にする自分の子については成長の実感が乏しいものだ。それと同じで、よく知る巨木は、いつになっても大きさが変わらないように見えるが、実際は着実に成長しているものである。
 このセンダンについても、1988年度調査時の幹囲報告値は410cmであったが、それから30年後、私の訪問時には552cmになっていた。しかも、まだまだ大きくなりそうだ。
 上記の高原小学校ウェブサイトによると、数年前からアオバズクが飛来し、雛も育っているようである。
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