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名称 多自枯鴨神社の大杉 (たじこかもじんじゃのおおすぎ) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 スギ 樹高 30m(注2) 目通り幹囲 7.2m(注3) 推定樹齢 600年(注2) 所在地の地名 岡山県岡山市北区建部町田地子(たじこ)(注4) 〃 3次メッシュコード 5233−27−30 〃 緯度・経度 北緯34度51分53.8秒 東経133度52分27.9秒 岡山市指定天然記念物(2010年7月27日指定)(注5) 撮影年月日 2016年3月27日 注2)岡山市公式ウェブサイト中、文化財紹介ページによる 注3)高地側の地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測 注4)2007年1月22日、岡山市に合併。旧行政区は御津郡建部町(たけべちょう) 注5)1968年7月10日に建部町指定天然記念物となったのち、この日、合併後の岡山市から再度指定を受けた 田地子川(たじこがわ)左岸山麓に多自枯鴨神社が鎮座し、その境内、道路のすぐ脇に、岡山市指定天然記念物の大杉が立つ。 双幹の大杉で、合体木の可能性が大きいように思われる。一方の枝数が極めて少ないのが心配だが、両幹ともに、つけている葉の緑は濃いように思われる。 ところで、多自枯鴨神社の秋祭には、鬼面や天狗面をつけた人物が樫の6尺棒を打ち交わす神事が奉納されるようだ。魑魅魍魎(ちみもうりょう)を祓い清める神事らしい。(案内板より) 大杉も、勇壮な神事を楽しみにしているのではなかろうか。 ※大阪にお住まいのTさんから、このスギが切株になっているとの写真付きメールをいただいた(情報に感謝)。写真から推測すると、地上1mほどで切断されたようだ。 ネット検索してみると、「たけべ新聞」という個人ブログがヒット。それによると、以前の落雷の影響で枯れてきたということで、2018年10月末に伐採されたようだ。また巨木が一つ失われてしまった。(2020/07/19追記) |
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