ページタイトル:太祖神社の大スギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:太祖神社の大スギB
1号木(幹囲8.4m)?

2号木(幹囲10.1m)?
画像:太祖神社の大スギA
  名称 太祖神社の大スギ
    (たいそじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 スギ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 8.4m(注1) 実際はもっと細い
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福岡県糟屋郡篠栗町若杉
 〃 3次メッシュコード 5030−34−13
 〃 緯度・経度 北緯33度35分50秒
           東経130度32分36秒
福岡県指定天然記念物(1978年3月25日指定)
撮影年月日 2015年4月4日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による(これは「1号木」のデータ)





 4月初旬。雨の翌日、太祖神社(上宮)を訪ねた。福岡県指定天然記念物の大杉に会うためである。
 雨は上がっていたが、若杉山には濃い霧が立ちこめ、視界は時々30m以下になる。東も西も分からないような、そんな状況下でも、ナビの案内で、若杉山駐車場まで迷うことなく辿り着けた。文明の利器とはありがたいものだ。
 着いたのは、朝8時頃。観光客では、私が一番乗り。でも、もう駐車場の清掃をしておられるご婦人がいた。上の売店で仕事をしておられるとのこと。
 その方に大杉のことを尋ねてみたが、どうも話がかみ合わない。話が進むうちにわかったのだが、その方にとっての大杉は、「綾杉」など「大和の森」のスギたちのことであり、太祖宮のスギが大杉だとは思っておられないようなのだ。
 実際に出会ってみて納得。データ上は、「大和の森」のスギたちと拮抗しているけれども、実態としてはデータよりもかなり小さいのではないだろうか。(実測したわけでないので、私の勘違いかも知れない)
 案内板によると、平成2・3年(1990・1991)と2年続けて台風の被害を受けたという。それによって規模が小さくなったのだろうか。
 駐車場から太祖宮までは少し歩かなければならないが、しっかりした道があるので、登山装備は不要。
 
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