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名称 田井本のエノキ (たいもとのえのき) 名称の典拠 「日本の巨樹・巨木」(注1) 樹種 エノキ 樹高 8m(注2) 目通り幹囲 6.2m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 宮崎県西臼杵郡高千穂町上野(かみの)田井本南 〃 3次メッシュコード 4931−12−14 〃 緯度・経度 北緯32度46分07秒 東経131度18分15秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2012年7月30日 注2)上記「日本の巨樹・巨木」による 世の中に様々な形の樹木があるが、これほど変わっているのは見たことがない。天下一の奇木かも知れない。 地に挿した杖や箸が巨木に育ったという話は各地によくある。この木では、大きな板を挿しておいたら、根づいてこんな姿になったという話になろうか。まるで、生きている衝立(ついたて)だ。何者かが大きなプレス機で幹を挟み、平たくしたような形をしている。 その「板」の向きは、寸分の狂いもなく、敷地の境界線に沿っている。幹が乗る仮想平面も然り。この樹形は、一種の生け垣として(?)、人の手で作られたものではなかろうか。 小枝がある程度太くなると、上記の仮想平面上にある枝のほかは全て取り除いてしまう。あるいは、多少のずれならば、仮想平面に乗るように向きを矯正する。それを繰り返した結果がこの姿だ。 素人なりに、そのような想像をしてみたのだが、真実はどうなのだろう。 この奇木が立つ田井本南は国道325号の北。玄武山トンネル東口近くから、上野川左岸沿いの狭い道を600mほど北上すると、右手に見える。 |
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