名称　田所のサイカチ　（たどころのさいかち） 名称の典拠　なし（注1） 樹種　サイカチ 樹高　１２ｍ（注2） 目通り幹囲　５．５ｍ（注2） 推定樹齢　６００年（注3） 所在地の地名　栃木県塩谷郡塩谷町田所（田所中） 　〃　３次メッシュコード　５５３９−１７−００ 　〃　緯度・経度　北緯３６度４５分３２．９秒 　　　　　　　　　　　東経１３９度５２分５９．３秒 塩谷町指定天然記念物（１９７４年６月６日指定） 撮影年月日　２０１２年９月２７日 注1）天然記念物指定名称は単に「さいかち（二樹）」 注2）環境庁「日本の巨樹･巨木林 関東版（�T）」による 注3）１９８６年４月に塩谷町教育委員会が設置した案内板による 　平成１９年（2007）に廃校となった町立田所小学校の北２００ｍほどに立つサイカチ。 　江戸時代に田所村庄屋を務めた旧家の取付道路脇に、一対のサイカチ巨木がある。向かって左がこの木。相棒は１００年ほど前に枯れ、その後、植え直された若木が後を継いでいる（若いと行っても樹齢１００年ほどだが）。二代目相棒の元気がいいのは当然だ。 　こちらは、かなり弱ってきたようだ。幹の半面を失い、片側の皮のみで生命を繋いでいる感じ。 　案内板によると、サイカチは馬の病気の特効薬と伝えられているとか。荷役の馬が多く出入りする庄屋だから、サイカチを植えたのでないかと考えられているようだ。