ページタイトル:田部のオオヤナギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:田部のオオヤナギ 名称 田部のオオヤナギ (たべのおおやなぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 オオバヤナギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 270年(注3)
所在地の地名 岡山県真庭市蒜山西茅部(下郷原)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5233−75−11
 〃 緯度・経度 北緯35度15分49.7秒
           東経133度38分10.5秒
真庭市指定天然記念物(1968年11月21日指定)
撮影年月日 2016年3月26日指定

注1)真庭市教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし、真庭市がエクセル・データで公開している文化財一覧表の名称では「田部のヤナギ」となっている
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による
注4)2005年3月31日、2郡にまたがる9町村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡川上村





 米子自動車道蒜山インターチェンジの南東に、郷原、下郷原、田部の集落がある。樹名に「田部」とあるけれども、このヤナギが立つのは田部ではなく、下郷原なのでお間違いなく。下郷原は小さな集落で、かつヤナギは道路のすぐ脇に立っているので、見つけるのは容易。
 個人の所有物だが、前述のように道路のすぐ脇なので、お屋敷内に立ち入らなければ、自由に見学・撮影させていただけることと思う。
 かなりの古木で、幹にシダやコケをたくさん着生させている。
 小枝も多く見られる。葉をつける季節には、緑濃い樹冠が見られることだろう。
 案内板に「オオヤナギ」とあるが、オオヤナギという樹種があるわけではない。これは「大ヤナギ」の意味。樹種はオオバヤナギだそうである。
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