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画像:周防杉


画像:周防杉(幹と並ぶ)
名称 周防杉 (すおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 新潟県五泉市長橋(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5639−41−31
 
〃 緯度・経度 北緯37度41分48.1秒
           東経139度08分26.6秒
村松町指定天然記念物(1976年2月27日指定)(注4)
撮影年月日 2002年4月27日(左の画像)
        2022年11月3日(少し大きめの画像)

注1)村松町教育委員会が設置(設置年月不詳)。「すおすぎ」の読み方もこれによる。天然記念物指定名称もこれに同じ。(※)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による。環境庁「日本の巨樹・巨木林」では300年以上
注4)2006年1月1日、五泉市に合併。旧行政区は中蒲原郡村松町





 羽黒神社の御神木。石段を上がりきった左手に立つ。
 越後でなぜ「周防」なのか。当地には次のような伝説があるらしい。
 今から900年ほど前、護摩堂山の金菅沢(かなすざわ)城主羽生田周防守が、奥羽の黒鳥兵衛と戦って敗死した。奥方は夜陰に乗じて周防守の首と槍を持ち出し、夜を徹して歩いて当地の羽黒神社下の青木家に託した。その後、村人は周防守の徳を慕い、八幡社を建てて祀ったという。
 以上は参道入口に「桜藩塾」が設置した案内板の内容である。これを読んでも、900年前の出来事と推定樹齢500年のスギとがどう関わるのかがわからなかったが…。(※)

※)その後、2010年に設置し直された新しい案内板には「すおうすぎ」とルビが振られていた。また周防守伝承と整合性を持たせるためか、樹齢も900年以上に増えていた。伝承は伝承として大切にしたいとは思うが、樹齢900年は、ちょっと鯖の読み過ぎではないだろうか。(2022/11/04追記)
 
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