ページタイトル:角力取山の大松 当サイトのシンボル

画像:角力取山の大松 名称 角力取山の大松
    (すもうとりやまのおおまつ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クロマツ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 岡山県総社市岡谷(注3)
 〃 3次メッシュコード 5133−76−82
 〃 緯度・経度 北緯34度39分33.0秒
           東経133度46分22.9秒
岡山県指定天然記念物(1972年12月9日指定)
撮影年月日 2017年3月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)現地の案内板(旧山手村教育委員会が設置)による
注3)2005年3月22日、総社市に合併。旧行政区は都窪郡山手村(つくぼぐんやまてそん)





 山手小学校の北東300mほどの位置に、角力取山(すもうとりやま)と呼ばれる小山がある。正体は5世紀後半頃に築かれた古墳で、底辺の一辺が40mほど、高さ約6mの方墳らしい(現地の標柱側面の説明より)。御崎神社の秋祭り最終日に、古墳の西側に土俵を設け、奉納相撲が行われたことから、「角力取山」と呼ばれるようになったという。(上記案内板より)
 その最頂部に左図の大松が立っている。
 昭和5〜6年(1930〜31)頃までは、他にも大松が立ち並んでいたが、その後、半世紀の間にみな枯れてしまって、現在まで残る老松はこの1本のみ。(失われた本数は、案内板では3本、総社市のウェブサイトでは2本と数字が異なる)
 高さは6mほどしかないが、周囲の土地がほぼ水平なので、古墳の上に登ると、あたりがよく見える。1kmほど離れている備中国分寺の五重塔もよく見える。
 このあと、国分寺を訪ねてみたが、国分寺からも角力取山の大松はよく見えた。
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