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名称 住吉の杉 (すみよしのすぎ)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 スギ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 宮城県大崎市鳴子温泉(川渡)(注3)
〃 3次メッシュコード 5840−06−70
〃 緯度・経度 北緯38度44分02.7秒
東経140度45分02.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年8月4日
注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2006年3月31日、1市6町が合併して大崎市誕生。旧行政区は玉造郡鳴子町
水田に囲まれた草地にポツンと立っている。そのため、大した背丈ではないが、周囲からはよく見える。
根元に小さな石祠がある。これが住吉神社だ。大杉の名の所以である。
このスギについては、伊達政宗が軍事作戦の際の目印として植えさせたとする伝承があるようだ。
ここ川渡には、ほかにも何本かの木に同様の伝承がある。
しかし、樹齢から言っても、また、目印とするなら、新しく木を植えるより、既存のものを利用する方が合理的だろうと想像しても、伝承内容が正しいとは思えない。
要は、そんな話が生まれるほどにインパクトのある木だということなのだろう。
折損枝も見られるが、全体としてはまだ元気そうな独立木である。 |
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