ページタイトル:水神社の杉 当サイトのシンボル

画像:水神社の杉

画像:水神社
名称 水神社の杉 (すいじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 331年以上(2009年現在)
所在地の地名 秋田県大仙市豊川(観音堂)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5940−24−57
 〃 緯度・経度 北緯39度33分01.2秒
           東経140度35分12.8秒(注4)
大仙市指定天然記念物(1993年3月30日指定)
撮影年月日 2009年8月25日

注1)中仙町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)高地側1.3m地点の幹囲を実測
注3)2005年3月22日、1市6町1村が大合併して大仙市誕生。旧行政区は仙北郡中仙町
注4)これは上図のスギ(下図では向かって左)の位置





 秋田県緑化推進委員会刊行の「秋田の巨樹・古木」に詳しい説明があるので、以下、それを要約しよう。
 延宝5年(1677)の用水路工事の際、土中から古い神鏡が出現した。これを藩主に差し出したところ、堰神として祀るよう命じられ、社地も与えられたので、工事責任者の草g(正確には、右下が「刀」ではなく「乃」)理左エ衛門が草葺きの小祠に奉納した。これが水神社の始まり。
 境内の大杉については、神社創建の翌年、延宝6年(1678)に植えられたという記録があるらしい。
 大杉は全部で5本。鳥居の横手、道路脇の個体が最も太いように思うが、これは2本の融合木だと思われる。(「少し大きめの画像」に写真あり)
 ここに取り上げたのは、参道の一番奥、拝殿に向かって左手前。これが最も威厳があるように思えたのだがどうだろう。
 ところで、スギが植えられるきっかけとなった銅鏡だが、「線刻千手観音等鏡像」として、国宝に指定されている。(2009年現在、秋田県内では唯一の国宝だ) 毎年8月17日の例大祭の日に一般公開されるそうである。
 
ボタン:秋田県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る