ページタイトル:水谷神社のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:水谷神社のムクノキ(幹と並ぶ)

画像:水谷神社のムクノキ
名称 水谷神社のムクノキ
    (すいだにじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 300年(注3)
所在地の地名 宮崎県日向市東郷町山陰甲(注4)
 〃 3次メッシュコード 4831−34−93
 〃 緯度・経度 北緯32度19分55.1秒
           東経131度32分46.9秒
日向市指定天然記念物(1978年1月19日指定)
撮影年月日 2012年7月31日


注1)「ひむか巨樹マップ」では「水谷神社のエノキ」と呼ばれている。が、正しくはエノキでなくムクノキなので、私のサイトではこう名付けた
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)「みやざき巨樹百選」の案内板による
注4)2006年2月25日、日向市に合併。旧行政区は東臼杵郡東郷町





 この木の天然記念物指定名称は、単に「エノキ」。実はそれだけでなく、環境省データベースでも、「みやざき巨樹百選」でも、エノキとされている。
 エノキ、ムクノキ、ケヤキの3種は、昔から混同されることが多かった。ここでもそうだったわけだ。(私のサイト内でも、巨樹巡りを始めて間もない頃は、案内板の記述を鵜呑みにしていたので、樹種間違いがあることと思う)
 しかし、葉脈の形、老木になったときの樹肌の様子など、三者は、はっきり違う。私のような素人でも、慣れてくると、まず間違うことのない樹種でもある。
 水谷は、石並川上流の右岸高台。石並川と鵜戸木川の合流点の近くから南に登って行くと、やがて、右手にムクノキの大きな樹冠が見えてくる。
 道路からムクノキまでは、個人の所有地を通していただかなくてはならない。入口のお宅で来意を告げ、通行の許可を得た。(快い対応に感謝)
 根元に小さな祠がある。これが水谷神社なのだろうか。ムクノキの幹にも注連縄が掛かっている。
 ムクノキは、そろそろ板根が発達しつつあり、巨木としての威厳も備わってきた。
 見るからに樹勢が良さそうだ。案外、樹齢は若いのではなかろうか。
 環境省データにはないのだが、ムクノキの近くには、モウソウチクに囲まれたタブノキ巨木もある。(目通り5m弱?)
 
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