ページタイトル:須川の香の木 当サイトのシンボルマーク

画像:須川の香の木(幹と並ぶ) 名称 須川の香の木 (すがわのこうのき)
名称の典拠 「新潟の大杉と天然杉
樹種 カツラ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.8m+4.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県魚沼市須川(注2)
 〃 3次メッシュコード 5539−70−36
 〃 緯度・経度 北緯37度16分51.2秒
           東経139度04分26.0秒
天然記念物指定 なし(注3)
撮影年月日 2021年7月15日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2004年11月1日、北魚沼郡内6町村が合併して魚沼市誕生。旧行政区は北魚沼郡守門村
注3)根元に倒れて朽ちかけた標柱(守門村教育委員会が設置。もう文字がよく読めない)に、「守門村指定天然記念物 香の木」と書かれていた。守門村時代には文化財指定を受けていたが合併後に再指定がなされなかったようだ。魚沼市指定文化財一覧表(2021年PDF版)に該当するカツラは見当たらない





 夏草に囲まれて野生児の姿で立つカツラ。左図を見ると会うには山歩きの支度が必要と思われそうだが、実は舗装道路のすぐ横に立っている。
 JR只見線越後須原(えちごすはら)駅の北東400mほどのところで国道252号と別れ、県道538号に入る(県道入口に「黒又川第一発電所」の矢印表示あり)。すぐに踏切を渡り、あとは8km弱の道程を道なりにひたすら走るだけ。
 県道は松川川(まつかわがわ)の谷に入ってからずっと右岸側を進むが、事実上の終点である唐松山松川登山口の手前で、初めて松川川を渡る。カツラが立つのは、橋のすぐ手前、右側(谷側)。
 昔は全体で1本だったのではないかと思うが、いまは中央部がすっぽり抜けて、かつ大きい方の幹には雨宿りできるほどの大きな空洞もある。
 美しいとは言い難い姿だが、残った幹も太く、傍らに立つとなかなかの迫力を感じる大カツラである。
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