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名称 崇道神社のムクロジ (すどうじんじゃのむくろじ) 名称の典拠 なし 樹種 ムクロジ 樹高 38m(注1) 目通り幹囲 5.3m(注2) 推定樹齢 300年以上(注1) 所在地の地名 奈良県御所市櫛羅(くじら) 〃 3次メッシュコード 5135−55−57 〃 緯度・経度 北緯34度27分48.9秒 東経135度43分17.6秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年7月25日 注2)地表面から1.3mの高さで実測 JR御所(ごせ)駅の西方約1.1km。古くからの集落内に崇道神社が鎮座する。(地理院地図に神社マークあり) 祭神は崇道天皇。早良親王(さわらしんのう)と表現した方がわかりやすいかも知れない。 早良親王は桓武天皇の弟で、次の天皇になる事が約束されていたが、藤原種継(ふじわらのたねつぐ)の暗殺に関与したとして皇太子を廃され、絶食して没したとされている。 早良親王の没後、桓武天皇の周囲に病死が相次ぎ、また疫病や洪水も起きたため、これを早良親王の怨霊の祟りと考えた人々は、怨霊を鎮めるため、崇道天皇の名を追諡して神として祀った。(従って、崇道天皇が実際の天皇であったことはない)(Wikipediaを参考) 当地でも、その時代にそのような災厄が起こったのであろうか。 鳥居を潜ると、拝殿の手前に3本の巨木が立っている。むかって右がムクロジ、左の2本がムクノキである。 ムクロジは、なかなか元気そうで、しかも大きい。 環境省データでは幹囲466cm。しかし、見た感じではもっと大きそうだ。ということで、境内面を基準に実測したところ529cm。全国でも最大級と称してよさそうだ。 神社境内はきちんと整備され、雰囲気も悪くないのだが、周辺の道が狭く、近くに駐車可能な場所も無いので、車でお訪ねになる場合は注意。 |
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