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名称 宗光寺のいちょう (そうこうじのいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 栃木県真岡市長沼字寺ノ内(注3)
〃 3次メッシュコード 5439−47−24
〃 緯度・経度 北緯36度21分32.0秒
東経139度55分54.8秒
二宮町指定天然記念物(1970年6月12日指定)
撮影年月日 2007年2月17日
注1)二宮町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2009年3月23日、真岡市に合併。旧行政区は芳賀郡二宮町
新御堂山宗光寺は、長沼中学校の東隣。かつて喜多院(埼玉県川越市)、金鑽寺(埼玉県児玉郡神川村)とともに、関東における天台宗三談所の一つとされた名刹だ。
寺伝によれば、嘉祥元年(848)、仁明天皇の勅願により慈覚大師円仁が創建したのに始まるという。その後も寺運は順調だったようだが、天正19年(1591)、常陸国(茨城県)下妻城主多賀谷重経によって破却されてしまった。復興を見ることができたのは、20世天海の奔走に負うところが多かったと思われる。(平凡社「栃木県の地名」を参考)
大イチョウは、中学校東の寺地から南に150mほど。少し離れた薬師堂の地に立っている。
中学校付近からは見えないが、周囲が耕作地で見通しが良いため、東側や南側から眺めると、その姿がはっきり認められる。
枝をたくさん纏っている。この枝振りを見れば、樹勢は十分。
黄葉の頃には、さぞかし見事なことだろう。 |
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