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名称 空熊新田のヤマザクラ (そらくましんでんのやまざくら) 名称の典拠 なし 樹種 ヤマザクラ 樹高 15〜20m(注1) 目通り幹囲 5.7m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 新潟県糸魚川市空熊新田(注3) 〃 3次メッシュコード 5538−50−25 〃 緯度・経度 北緯37度06分38.8秒 東経138度04分02.1秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2019年4月12日 注2)高地側地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測 注3)2005年3月19日、糸魚川市に合併。旧行政区は西頸城郡能生町 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(旧JR北陸本線)に筒石(つついし)という駅がある。地図上には示されているが、実は全長11km以上もある頚城(くびき)トンネル内にある駅で、この駅で乗降するには地下深くまで降りなければならない。 プラットフォームのほぼ真上を流れる筒石川の上流に仙納(せんのう)集落があり、その奥が空熊新田である。 地名としての空熊新田はまだ存在していて、マピオンの地図にもちゃんと載っているが、日本郵政の郵便番号簿には見当たらない。現在、空熊新田地内には誰も人が住んでおらず、手紙を届ける必要も生じないからであろう。 そこにこのヤマザクラがある。 近くには顔の摩滅した仏像や、「一字一石塔」と刻んだ石碑もある(経塚だろうか?)。ヤマザクラは自生ではなく、人の手で植えられたと思われる。 2本が合体した可能性はあるものの、なかなかの大桜だ。なのに、隣の市に住む私も、こんな大桜が存在することすら知らなかった。不思議なことに、これまで話題になることなどなかったのである(恐らく、今日においても)。 「新潟の大杉と天然杉」のOさんから教えていただいて、初めて知った桜である。 |
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