ページタイトル:白鳥神社のエンジュ 当サイトのシンボルマーク

画像:白鳥神社のエンジュ 名称 白鳥神社のエンジュ
    (しらとりじんじゃのえんじゅ)
名称の典拠 なし
樹種 エンジュ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 4.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 長野県東御市本海野(もとうんの)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5438−42−25
 〃 緯度・経度 北緯36度21分36.8秒
           東経138度18分59.1秒
東御市指定天然記念物(「白鳥神社社叢」として1981年5月14日指定)
撮影年月日 2017年7月27日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)地上1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注4)平成16年(2004)4月1日に東部町と北御牧村が合併して東御市誕生。旧行政区は小県郡東部町





 白鳥神社には、過去数回来たことがある。目当ては海野宿の町並であったり、御神木を中心とするケヤキ巨樹群であったりと様々だが、当時、このエンジュには目が行かなかった。樹種が何であれ、幹囲4m程度の樹木には関心がなかったのである。
 しかし、近年になって、スギやケヤキ等と違い、巨木になることが珍しい樹種にも興味を覚えるようになって、私の心に変化が起きた。
 ケヤキの巨樹群は相変わらず堂々たるものだが、今回は、このすらっと伸びたエンジュにも強く心を惹かれた。
 幹囲の実測値は404cm。エンジュで4mともなれば、全国的に見てもなかなかの大きさである。かつてはそんなことも知らなかった。
 帰宅してデータを調べてみると、このエンジュは環境省データベースにちゃんと載っていた。幹囲については、1988年データが370cm、2000年データが380cmとなっている。概算で、1年あたり約1cmずつ増えていることになる(年輪間隔では約1.6mm)。まだまだ元気で若々しい。
 エンジュは花をたくさんつけていた。
 落花の量も多く、左図で根元に淡黄色に見えるのはみなエンジュの花である。
 境内を掃除しておられた氏子の男性(総代さん?)は、「掃いても掃いても落ちてくる」と笑顔で嘆いておられた。
 掃除は大変だが、元気でたくさん花を付けてくれるのが嬉しい。そんなところだろうか。
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