ページタイトル:種月寺の銀木犀 ロゴ:人里の巨木たち

画像:種月寺の銀木犀

画像:種月寺の銀木犀(全景)
名称 種月寺の銀木犀
    (しゅげつじのぎんもくせい)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ギンモクセイ
樹高 7m(注2)
目通り幹囲 3.7m(注2) 地際回り
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 新潟県新潟市西蒲区石瀬(注3)
 〃 3次メッシュコード 5638−46−67
 〃 緯度・経度 北緯37度43分38.1秒
           東経138度50分06.3秒
新潟市指定天然記念物(2004年8月11日指定)
撮影年月日 2015年10月19日

注1)天然記念物指定名称は単に「銀木犀」
注2)新潟市公式サイト内の「ニイガ・タカラ」による
注3)2005年3月21日、新潟市に合併。旧行政区は西蒲原郡岩室村





 弥彦山(やひこやま)は双耳峰である。一般的には両方合わせて弥彦山と呼ばれているが、地図を見るとそれぞれに名前がある。南のピークが弥彦山、北は多宝山(たほうざん)。標高はいずれも634m。東京スカイツリーと同じ高さだ。
 弥彦山の東麓には弥彦神社。そして、多宝山の東麓に種月寺がある。
 曹洞宗福地山種月寺は、文安3年(1446)の開創で、開山は村上耕雲寺3世南英謙宗(なんえいけんしゅう)禅師。耕雲寺、慈光寺、雲洞庵とともに、越後における曹洞宗四箇道場の一つとされた名刹である。元禄12年(1699)建立の本堂は国指定重要文化財。
 その本堂の手前、向かって左側に左図のギンモクセイが立つ。地際で複数幹に分かれているため、1本ずつを見ればそれほど太くはないが、全体としては素晴らしい規模である。これほどのギンモクセイは滅多に見られるものではない。樹勢も良さそうだ。
 上記「ニイガ・タカラ」によれば、本堂再建の記念として植えられたと考えられているようだ。
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