名称
市役所の大松
(しやくしょのおおまつ)
名称の典拠
現地の案内板(注1)
樹種
クロマツ
樹高
16m(注2)
目通り幹囲
4.2m(注2)
推定樹齢
800年(注3)
所在地の地名
新潟県新潟市中央区学校町通三番町
〃 3次メッシュコード
5639−60−93
〃 緯度・経度
北緯37度54分58.7秒
東経139度02分13.9秒
天然記念物指定等
なし
撮影年月日
2003年10月25日
手前の方が少し細い。こちらは樹齢300年と推定されている。
注1)新潟市が設置した近代的なもの(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による
新潟市役所の旧正門前に立つ、市役所のシンボル。
案内板によれば、古く、ここは白山神社の境内で、昔からの松林が広がり、近くには米蔵が並んでいたという。
明治になってこの地は開かれ、明治34年(1901)、共進会(博覧会)の物産陳列館が建てられた際には、現存する2本の大松がその正面玄関を飾った。
以来、昭和7年(1932)には県庁舎、平成元年(1989)には市庁舎と、主は変わったが、それぞれの玄関を彩ってきた。
傷みが目立ってきた平成2年(1990)、新潟市によって治療が施され、現在の姿となった。
新潟市民なら知らぬ者がない大松である。