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名称 白水阿弥陀堂の大イチョウ (しらみずあみだどうの大いちょう) 名称の典拠 いわき市公式ホームページより(注1) 樹種 イチョウ 樹高 12m(注2) 目通り幹囲 4.9m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 福島県いわき市内郷白水町広畑 〃 3次メッシュコード 5540−46−37 〃 緯度・経度 北緯37度02分10.9秒 東経140度50分15.0秒 いわき市指定天然記念物(1968年12月27日指定) 撮影年月日 2004年2月8日 注1)「市指定文化財」(ワード文書)より引用 注2)私の目測値(私の目測法はここ) 有名な国宝白水阿弥陀堂の横に立つイチョウである。 阿弥陀堂は、奥州平泉で栄華を誇った藤原清衡(ふじわらのきよひら)の娘徳姫が、この地の岩城太夫則道に嫁ぎ、夫の死後、その冥福を祈って建立したという。 阿弥陀堂の属する願成寺(がんじょうじ)は、永暦元年(1160)の創建。鎌倉時代の少し前にあたる。ちなみに、ここ平(たいら)の一隅を、「泉」の文字を上下に分けて「白水」とし、故郷平泉を偲んだという話も伝えられている。 御堂の周囲には池を中心とした穏やかな庭園が築かれ、朱塗りの橋を渡って阿弥陀堂に至るよう参道が切られている。阿弥陀堂は鮮やかな彩色を失って古色に馴染んだが、しばらく失われていた浄土庭園が復元されて、創建当初の演出に触れることが出来る。 冬枯れの今は、ちょっと寂しい風景の西方浄土だが、新緑は新緑で、また秋は秋で、この大イチョウも浄土の一部となることであろう。 |
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