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名称 白池林道のブナ (しらいけりんどうのぶな)
名称の典拠 なし
樹種 ブナ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 4.8m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県糸魚川市大所
〃 3次メッシュコード 5537−26−16
〃 緯度・経度 北緯36度51分08.8秒
東経137度49分45.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年10月6日
注1)まったくの目分量
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
JR大糸線平岩(ひらいわ)駅の近くから、乗鞍岳(のりくらだけ、2456m。通称「白馬乗鞍」)北斜面、標高1470mほどの蓮華温泉を目指す。いわゆる山岳路だが、全線が舗装されているので、通行に不便はない。中型の路線バスも通る。(積雪期等、不通期間があるので注意)
途中に木地屋(きじや)という名の集落がある。かつてこの辺りの人たちは、山仕事や木工製品を作ることで生計を立てていたのだろう。今は離村が進み、残る建物も、もう僅かである。
木地屋を過ぎると、勾配が少し急になる。
急ぐ旅でなし、後続車も無いので、色づき始めた広葉樹林を眺めながら、ゆっくりと登る。
標高1100mほどで水を湛える高原の湖、「白池」の手前の葛折りの途中で、左図のブナを見つけた。
特別大きいように見えなかったのだが、通過する際にチラッと横目で見ると、根元付近が膨らんでいて、結構太い。路肩が少し広くなった場所を選んで車を駐め、幹囲を測ってみると484cmあった。なかなかの大ブナだ。
このブナをどう呼んだらいいのだろう。
大字大所の面積は広いうえ、小字名がわからない。どう呼べば分かりやすいのだろうか。困って、即物的に付けた名が「白池林道のブナ」である。この林道を走っていれば、自然に目に入るから。
なお、語感を重視して「白池林道」と呼ばせてもらったが、林道としての正式名は「林道白池線」である。 |
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