|
|
|
名称 塩谷の榎 (しおやのえのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エゾエノキ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 新潟県村上市塩谷字中島(注3)
〃 3次メッシュコード 5739−13−83
〃 緯度・経度 北緯38度09分16秒
東経139度24分55秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2003年8月3日
注1)神林村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2008年4月1日、村上市に合併。旧行政区は岩船郡神林村
荒川河口の近く、海岸砂丘から少し内陸に入った水田の中に、ポツンと1本だけ立っている。
旧環境庁のデータでは樹齢を200年未満としているが、現地の案内板によると、この木は、文化年間(1804〜18)に描かれたと考えられている「塩谷港絵図」に「弥左衛門榎」として、既に記載されているという。今から200年近く前に名のある木だったとすれば、樹齢は300年を超えていそうだ。
弥左衛門なる人物は何者か、またいかなる理由でこの木に彼の名がつくようになったのか等、さっぱりわからないことだらけだが、この木は固有名詞で呼ばれておかしくないだけの風格を持っている。妙に納得してしまった。
※ 2010年春の強風で倒壊。今はもうない。(2010年11月追記) |
|