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画像:塩ノ崎の大桜(全景)

画像:塩ノ崎の大桜(幹と並ぶ)
名称 塩ノ崎の大桜 (しおのさきのおおざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 福島県本宮市白岩塩ノ崎(注4)
 〃 3次メッシュコード 5640−13−87
 
〃 緯度・経度 北緯37度29分18.8秒
           東経140度27分58.7秒
白沢村指定天然記念物(1975年12月22日指定)(注5)
撮影年月日 2003年4月19日

注1)白沢村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。ただし案内板の目通り数値は6.8m
注3)現地の案内板による
注4)2007年1月1日、本宮市誕生。旧行政区は安達郡白沢村





 「三春の滝桜」から北に8kmほどの位置にある桜。滝桜の賑わいとは対照的に、長閑な田園風景の起伏に溶け込んで、静かに立っていた。
 根元には数基の墓石。この高台は、亡くなった人の霊がくつろぐ地なのであろう。そして残された人々は、この大桜の花に故人を偲んだことであろう。
 案内板によれば、享保20年(1735)に作られた絵図に、墓地の中央の大きなサクラのことが記されているという。(それが樹齢600年の根拠と思われる) これが本当に絵図の木なのかどうかは不明だが、なんとなくそう思いたい。
 大桜は、枝折れもほとんど無く、枝の隅々までしっかりと花を付けている。よほど大切にされてきたのだろう。

注5)その後、2005年4月15日に、福島県指定天然記念物となった。(2016.1.14追記)
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