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名称 新町のケヤキ (しんまちのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 7.4m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 栃木県宇都宮市新町2丁目
〃 3次メッシュコード 5439−67−50
〃 緯度・経度 北緯36度32分54.5秒
東経139度52分31.4秒
栃木県指定天然記念物(1988年12月26日指定)(注4)
撮影年月日 2007年4月29日
注1)栃木県教育委員会と宇都宮市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
注4)指定年月日は案内板による。ただし、傍らの石柱や栃木県教育委員会のホームページでは同年12月27日指定としている
宇都宮市役所の南西800m、賑やかな市街地から一歩入った住宅地の一角に立つ大ケヤキ。背が高いため、通称不動前通りからもよく見える。(脇見注意)
案内板によれば、ここは、江戸から下ってくるとき、宇都宮城下の入口にあたる場所で、旅人にとってはランドマークであったという。
根は、アスファルトで舗装された道路下にも廻らされているものと思われる。ケヤキにとっては厳しい環境となってしまったが、今なお旺盛な樹勢を誇っている。
枝の一部は完全に道を横切って伸びている。市街地にあって、こんな姿が保たれていることは貴重である。
戦前はこんなケヤキが3本あったが、最大の木を残して、ほかは伐採、供出されたという。この木だけでも残されて幸いであった。きっと、残すために奔走された方もおられるのだろう。
大風の時は通行に注意するように、との注意書きがあった。
平成9〜10年にかけて樹勢回復処置が施されたという。本当に弱ってしまうまで、うまく共存してほしいものだ.
※ 2013年9月16日、台風18号の強風を受けて縦に裂け、倒壊。隣接する公民館と民家に大きな被害をもたらした。これを機に、残る部分も地上90cmを残して伐採された(伐採作業は9月25日〜10月7日)。今後は、切株の周囲を保護し、新芽が育つのを待つことに。
(2013/10/17追記)
※ グーグルのストリートビューで確認したが新芽が見えない。復活は望めないようだ。(2024/06/25追記) |
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