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名称 下山のアカラシ (しもやまのあらかし) 名称の典拠 「樹行〜岡山の巨木名木図鑑〜」 樹種 アラカシ 樹高 不明 目通り幹囲 4.9m(根回り)(注1) 推定樹齢 400年(注1) 所在地の地名 岡山県美作市下山(注2) 〃 3次メッシュコード 5234−31−40 〃 緯度・経度 北緯34度57分39.9秒 東経134度07分37.2秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2022年3月25日 注2)2005年3月31日、2つの郡にまたがる5町1村が合併して美作市誕生。旧行政区は英田郡英田町(あいだちょう) 吉野川右岸、大仙山(だいせんざん、252m)東麓に下山集落がある。 集落を南北に貫く県道362号(位田飯岡(いでんゆうか)線)沿いの下山バス停の南方、県道の西に隣接して、昭和46年(1971)まで公文(くもん)小学校があった。近隣の学校と統合されて学校はなくなったが、広い跡地は今も残され、北側はグラウンド・ゴルフ場に、南側は大駐車場に変わった。 大駐車場の山側は竹林(マダケだろうか?)になっているのだが、一部の葉の色が明らかに違う。その暗緑色がアラカシである。 株立ちのアラカシで、個々の幹は細いが、全体としてはボリューム感がある。樹勢も良さそうだ。 ところで、かつて大仙山には北条氏吉(ほうじょううじよし)が築城した井ノ内城(いのうちじょう、城址は美作市指定史跡)があった。しかし天文13年(1544)、後藤氏の攻撃を受けて落城。アラカシの根元に見える小祠は、落城の際に落ち延びた武士の妻が祀られているそうである。(上記「樹行」より孫引き) |
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