ページタイトル:下杉川のポプラ 当サイトのシンボルマーク

画像:下杉川のポプラ(幹と並ぶ) 名称 下杉川のポプラ (しもすぎかわのぽぷら)
名称の典拠 なし
樹種 セイヨウハコヤナギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県五泉市下杉川(注2)
 〃 3次メッシュコード 5639−31−89
 〃 緯度・経度 北緯37度39分19.6秒
           東経139度14分42.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年9月23日

注1)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)2006年1月1日、五泉市に合併。旧行政区は中蒲原郡村松町





 この木の樹種は何なのだろう?
 樹肌の様子と、底角部の丸い三角形の葉の形から判断すると外来のハコヤナギの仲間と思われ、樹形からはカロリナポプラかとも思ったのだが、「木々の移ろい」の写真を拝見すると、イタリアポプラとカロリナポプラとでは葉脈の形が明らかに異なる。どうやらこれはイタリアポプラ(セイヨウハコヤナギ)のようだ。(毎度の事ながら樹種鑑定にはあまり自信なし)
 セイヨウハコヤナギは明治に入ってから渡来した樹種である。もとから日本にあったわけではないので、当然この木も人の手で植えられたことになる。右に見える壊れた建築物がそれを物語っていると思われる。
 しかし、現在、この近くには人家も耕地も全くない。見捨てられてしまったのだろうか。
 人口集中が進むなか、このような風景がだんだん増えるかと思うと、心が寂しくなる。
 県道17号(新潟村松三川線)を早出川上流に向かい、横渡(よこわたし)で右折して、支流の杉川右岸を道なりに1.5kmほど遡ったところ、道路から少し杉川寄りに立っている。県道からよく見える。(少しばかり藪こぎが必要) (この木も「新潟の大杉と天然杉」のOさんから教えていただいた。感謝)
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