ページタイトル:下南摩日吉神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:下南摩日吉神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 下南摩日吉神社のスギ
    (しもなんまひよしじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 42m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 栃木県鹿沼市下南摩町
 〃 3次メッシュコード 5439−65−27
 〃 緯度・経度 北緯36度31分17.3秒
           東経139度42分54.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年4月7日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 移動中、巨木の予感がするスギ樹冠を見つけ、立ち寄ったのがこのスギである。
 帰宅後に確認したところ、環境省巨樹データベースに載っていた。それによる幹囲データは490cm。私の測定値は529cmだから、40cm近く増えたことになる。(直径では12cm強の増加)
 ほかに参道上部、向かって右側のスギも大きく、これは実測484cm(環境省データでは457cm)。増加率が異なるのは、生育条件が微妙に異なっているためだろう。
 正面から見ると、参道左側のスギと合わせ、3本の大杉が並んで見えて、なかなか壮観である。
 伝承によると、日吉神社の創立は天慶3年(940)。藤原秀郷が平将門を討伐するにあたり、近江の日吉大社から分霊を勧請した7社の一つといわれるそうで、江戸時代には油田村・西沢村・新田村(現下南摩町)の産土神として崇められたようだ。(2019年3月に鹿沼市教育委員会が設置したばかりの新しい案内板による)
 日吉神社には、戦国時代から江戸初期にかけて造像された24体の神像が現存し、これらは一括して鹿沼市から文化財指定を受けている。
 これらの神像は、大杉よりも先輩に当たるのではないだろうか。
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