ページタイトル:下笹子のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:下笹子のイチョウ 名称 下笹子のイチョウ (しもじねごのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 31m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 350年(注1)
所在地の地名 秋田県由利本荘市鳥海町下笹子字下谷地(注2)
 〃 3次メッシュコード 5840−52−33
 〃 緯度・経度 北緯39度07分07.3秒
           東経140度17分21.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月8日

注1)秋田県緑化推進委員会「秋田の巨樹・古木」による
注2)2005年3月22日、1市7町が合併して由利本荘市誕生。旧行政区は由利郡鳥海町





 国道108号沿いの道の駅「清水の里・鳥海郷」の北方約1km。笹子川(じねごがわ)に架かる長畑橋(ながはたばし)西詰の集落が下谷地(したやち)である。
 長畑橋近くの旧家のお庭に、左図のイチョウがある。
 ご主人の許可を得て樹下に立った。
 スリムな印象は、下枝を剪定し、高みで横に広がる大枝も、付け根付近で切断されているからだ。少し前までは、こんもり茂る大きな樹冠を戴いていたと思われる。
 ご主人のお話では、幼少の頃、近所の(出産前後の?)女性がイチョウの下に茣蓙(ござ)を敷いて座り、イチョウに向かって豊富な母乳を願う姿を見た記憶がおありとのこと。このイチョウも乳授けの信仰対象だったことがあるようだ。
 お庭のイチョウではあるが、道路からも姿がよく見える。樹下に立つことを望まないのであれば、道路から自由に見学させていただくことは可能と思われる。
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