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名称 稲荷神社のスギ (いなりじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県南魚沼市下原新田(注2)
〃 3次メッシュコード 5538−57−13
〃 緯度・経度 北緯37度06分03.2秒
東経138度55分08.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年5月17日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2004年11月1日、南魚沼郡内2町が合併して南魚沼市誕生。旧行政区は南魚沼郡六日町
下原新田の稲荷神社は国道291号の西。国道に面しているわけではないが、大杉は、国道からもよく見える。
永正7年(1510)、この近くの長森原で、長尾為景・高梨政盛連合軍と戦って敗死した関東管領上杉顕定の墓と伝える管領塚とは、国道を挟んで斜め向かいといった位置である。
大杉は妻入の拝殿の左横(向かって右)に立っている。境内のほぼ中央と言ってもいいかもしれない。
単幹の大杉で、樹形もすばらしく良い。どっちの方角から見ても、均整のとれた美しい姿だ。
下原新田は、関東管領の死からおよそ150年後、慶安年中(1648〜52)に開墾されたという。
豊穣をもたらしてくれる稲荷神社も、その頃ここに勧請されたのだろうか。そして大杉も、その頃ここに植樹されたのだろうか。 |
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