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名称 関山神社の新・神木 (せきやまじんじゃのしん・しんぼく) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 30m(注1) 目通り幹囲 5.5m(注2) 推定樹齢 300年以上(注1) 所在地の地名 新潟県妙高市関山(注3) 〃 3次メッシュコード 5538−31−17 〃 緯度・経度 北緯36度56分02.2秒 東経138度12分49.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2015年10月6日 注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測 注3)2005年4月1日、3市町村が合併して妙高市誕生。旧行政区は中頸城郡妙高村 関山神社は、須弥山(しゅみせん)に擬された名峰妙高山(みょうこうさん、2454m)と関わりの深い神社である。妙高山頂に奥の院、そしてここに里宮である関山権現とその別当宝蔵院があった。(明治の神仏分離で関山神社と改称) 高田平野から見ると、妙高山は一群の山塊の盟主である。火打山(ひうちやま。実際は妙高山より標高が高く、2462m)や神奈山(かんなさん、1909m)、三田原山(みたはらやま、約2360m)などの8峰を従えている。 平野部から見ると、妙高山と入り日の方角は一致しないが、ここ関山の宝蔵院要石(かなめいし)から見ると、冬至には赤倉山(あかくらやま、2141m)の肩に、夏至には不動山(ふどうさん、1430m)の裾に夕日が沈む。その間の見える範囲がほぼ全て社領だったというから、往時の勢力が偲ばれる。(旧妙高村観光協会が作った(?)パンフレットによる) 少し前まで、社殿の手前に左図の先代にあたる神木の大杉が立っていた。それが倒れ(切株が残る)、1本置いて隣に立っていた大杉が新しく神木となった。 これは、旧環境庁時代の1988年度調査で幹囲513cmとされていたスギである。今回計測してみたら、554cmになっていた。 単幹だった先代に比べれば、まだ迫力に欠けるものの、世代交代したばかりのときは、どの世界でもそんなものである。 年月が貫禄を増してくれることだろうと思う。 |
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