ページタイトル:佐波良の大杉 サイトのシンボル

画像:佐波良の大杉(全景)



画像:佐波良の大杉(幹と並ぶ)
名称 佐波良の大杉 (さわらのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 43m(注2)
目通り幹囲 8.1m(注2)
推定樹齢 900年余(注3)
所在地の地名 岡山県真庭市社(本谷)(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5233−66−11
 
〃 緯度・経度 北緯35度10分57.4秒
           東経133度45分36.3秒
湯原町指定天然記念物(1959年3月10日指定)
撮影年月日 2009年4月10日

注1)湯原町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年3月31日、2郡にまたがる9町村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡湯原町





 米子自動車道は、湯原湖の南で旭川を跨ぐ。その旭川橋をくぐる県道56号(湯原奥津線)を、橋から3kmちょっと東に向かったところに、佐波良(さわら)神社・形部(かたべ)神社の合社がある。
 境内の一隅に、スギらしからぬ曲線状の幹をもつ大杉が立っている。幹数は6本。
 根元に目をやれば、株の真下から、滾々と清流が流れ出ている。小さな流れを跨いで根を下ろしたのだ。
 ただでさえ印象的な大杉だが、2003年のNHK大河ドラマ「武蔵MUSASHI」に登場して、一躍、多くの人が知るところとなった。
 関ヶ原の合戦から美作国宮本村に帰ってきたタケゾウ(後の宮本武蔵)が、沢庵和尚に捕らえられて、大杉に吊されるシーンがある。その大杉に、この木が選ばれたのだ。撮影は、2002年10月28日。大杉の近くには、撮影の様子を記録した写真も展示されている。
 武蔵の話はさておいても、独特な姿態をもつ大杉には、十分満足だった。ただ、上図右手前の無粋なパネルが無ければ、もっと良かったのだが…。
 
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