ページタイトル:里宮の大杉 サイトのシンボル

画像:里宮の大杉(幹と並ぶ)

画像:里宮の大杉
名称 里宮の大杉 (さとみやのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 1000年以上(注3)
所在地の地名 秋田県秋田市雄和女米木(ゆうわめめき)字猫沢(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5940−21−66
 
〃 緯度・経度 北緯39度33分23.6秒
           東経140度12分19.1秒
秋田市指定天然記念物(1969年10月14日指定)
撮影年月日 2007年8月9日

注1)2005年に秋田市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年1月11日、秋田市に合併。旧行政区は河辺郡雄和町





 国道341号沿い、猫沢の高尾神社の参道入口に立つ大杉。
 ここから南西に2kmのところに高尾山(標高383m)があり、その山頂にも高尾神社が鎮座している。山頂の神社が本宮で、こちらが里宮というわけである。
 大杉は、低い石垣の上に立っている。
 主幹を途中で失っているようで、背は余り高くない。しかし、そこから上方に伸びた細い幹の勢いが良く、全体としてスギ独特の円錐形を保っている。葉も密生して緑濃く、樹勢良好。
 征夷大将軍坂上田村麻呂が手植えたとする伝承があるようだ。また、さらには田村麻呂に同行した武将が軍船を繋いだのがこのスギだとする話もあるようだ。
 このあたり、雄物川は谷いっぱいに蛇行を繰り返している。
 田村麻呂伝説の真偽はいざ知らず、過去にここが雄物川の川岸であった時代があったことは確かなようだ。
 
ボタン:秋田県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る