ページタイトル:笹焼神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:笹焼神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 笹焼神社のケヤキ (ささやきじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 7.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長野県千曲市八幡(やわた)(郡)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5438−60−27
 〃 緯度・経度 北緯36度31分13.1秒
           東経138度05分22.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年9月3日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)地表面から1.3mの高さ(図の人物の顔の高さ)における幹囲を実測。環境省データでは、2000年報告値として4.7mの数値を上げているが、これは1988年の数値をそのまま転載したもの。再測定したわけではないと思われる。それにしても、数値が大きく異なるのは、多分、この木を根上がりとみて、根幹境界部(人物の腰の高さ)から1.3m上方を測定したのだろう。そう思って見ると、数値が納得できそうだ
注3)2003年9月1日、市町村合併により千曲市誕生。旧行政区は更埴市





 武水別神社(たけみずわけじんじゃ)の西方1.2kmほどのところに郡(こおり)という集落があり、そこに笹焼神社が鎮座する。(神社庁への登録名は郡笹焼神社だが、地元では単に笹焼神社と呼ばれていること、案内板でも笹焼神社としていることから、その名を冠して樹名とさせてもらった)
 この案内板が、設置者名不詳ながら、記述が客観的で詳細なもの。しっかりした内容に思えたので、全体を紹介することにする。
 この日は、これからここで防災訓練があるそうで、10人近くの方が境内に腰を下ろし、訓練開始時間を待っておられた。時ならぬ訪問者に初めは戸惑っておられたが、みな笑顔で暖かく迎えて下さった。
 社頭の大ケヤキは、主幹の太さそのものは4m前後だが、大きく張る根に向かい、幹囲の増加が著しい。このようなケースでは、測定部位によって値が大きく異なることになって、このケヤキも例に漏れない。
 根張りの力強さを鑑賞すべきケヤキだと思われる。
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