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名称 笹場の大銀杏 (ささばのおおいちょう) 名称の典拠 環境省巨樹データベース 樹種 イチョウ 樹高 19m(注1) 目通り幹囲 9.2m(注1) 推定樹齢 伝承800年(注2) 所在地の地名 高知県高岡郡中土佐町上ノ加江笹場 〃 3次メッシュコード 4933−71−69 〃 緯度・経度 北緯33度18分33.9秒 東経133度14分23.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2012年3月28日 注2)現地の案内板による 中土佐町中心部から、海沿いに南下する県道25号(中土佐佐賀線)を上ノ加江方面に向かう。 二つ目のトンネルである笹場トンネルを抜けて間もなく、右手の谷奥に向かう道の脇に立つイチョウの姿が見える。 そばに立つと、地際から幹が2本立ち上がっている。 2本は共通の遺伝子を持ち、全体で一つの生命体である可能性が大きいとは思うが、印象は「接近して並び立つ2本のイチョウ」である。従って、大きさも、全体で9.2mというより、6.2mと3.0mの2本という感じ。 ところで、このイチョウについて、笹場小学校のことも触れておきたい。私は、イチョウ近くの案内板と、それから同校のすてきなホームページで知るのみだが。 2011年度の児童数は、全校合わせて9名。小さな小学校のようだ。 でも、この子供たち(と先輩たち)が、「お梅さんの木」の題で、イチョウにまつわる伝説を小絵巻のような案内板にしたり、「イチョウの木のこと」というオリジナルソングを作った(同町に住む川島さんが曲をつけてくれた)。 イチョウの下で野外コンサートも開く。もちろん、「イチョウの木のこと」も披露される。地域の人も聞きに行く。 こんな素晴らしい応援団がついているイチョウは、全国広しといえど、滅多にないのではなかろうか。 是非、元気で長生きして欲しいものだ。 ※笹場小学校は、生徒数のさらなる減少に伴い、2014年3月末をもって「休校」となった。(2018.01.30追記) |
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