ページタイトル:猿毛日吉社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:猿毛日吉社のスギ(幹と並ぶ) 名称 猿毛日吉社のスギ
    (さるげひよししゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 36m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県加茂市狭口(せばぐち)(猿毛)
 〃 3次メッシュコード 5639−30−67
 〃 緯度・経度 北緯37度38分28秒
           東経139度05分31秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年6月7日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)現地での位置測定を失念。これは地図上から推定した値だが、大きく違っていることはないと思う





 JR加茂駅の近くから、県道9号(長岡栃尾巻線)を加茂川沿いに4kmほど遡ったところが猿毛(さるげ)である。(正確には、県道の対岸側が猿毛)
 猿毛岳(327m)から西に延びた尾根が加茂川に向かって落ちる、その麓に日吉社がある。猿毛集落を中心に見れば、神社は南端にあたる。
 実は、この神社をどう呼ぶか迷った。
 拝殿の額には「日枝神社」、鳥居の額は「日枝社」だが、駐車場の案内には「日吉神社」。加茂川に架かる橋の名も「日吉橋」である。地図制作会社でも、マピオンは日枝神社、マップルは日吉神社と分かれている。日枝神社も日吉神社も、もともとは一つの「ひえじんじゃ」であるとはいうものの、どう表記するか困った。最後は神社庁頼みということで、標題の「日吉社」は新潟県神社庁への登録名である。(「ひよししゃ」の読みも)
 日吉社の境内は、スギ樹林で覆われている。幹囲3m超の巨木も多くあり、目分量では4m台も数本ある。
 写真のスギは、表参道を進むと、向かって右手の樹林内。
 明かに合体木だと思われるが、地上3〜4mまでしっかりとくっついている。他の大杉たちと同樹齢なのだろう。
 旧環境庁時代、1988年調査からは洩れ、2000年のフォローアップ調査で取り上げられた大杉である。
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